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? 「森の中の鉄骨の夢」
森の中に十字型の立派な鉄骨が捨てられていた。 僕は鉄骨が好きなので「これは立派だ」と 感心しながらその鉄骨を眺めていたら、 おだんご頭の女の子がやって来て 「それを見てるとやばいよ」と言ってきた。 「何がやばいの?」と僕が聞き返すと 女の子は「これは天狗の墓なんだ」と言った。 僕が「天狗がやばいの?」と聞くと 「あそこで天狗の手下が見張ってる」と指差した。 指差されたほうを見てみると、 変なぬるぬるとした奴がじっと僕らを見つめていた。 「じゃあ、僕、帰るね」と言ったら 「もう来るなよ」と女の子は言った。 |
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